NRS AIR LOGISTICS CORPORATION

AIRLINE DANGEROUS GOODS

航空危険物の定義・種類

航空危険物の定義

健康、安全、財物、または環境に危険を及ぼすおそれのある物品または物質で、ATA航空危険物規則書(IATA DGR)の危険物リストに表示されているもの、または本規則に従って分類されるものを指します。

航空危険物の種類

分類番号 区分番号 分類 主な品名
1 1.3 火薬類 信号炎筒、発煙筒
※旅客機積載禁止
1.4 爆竹、信筒、花火(火薬量による)
※著しい危険性を有しない物件
※旅客機積載禁止
1.4S クラッカー、弾薬(狩猟用)、花火(火薬量による)
※危険性の最も低い火薬類又はこれらを含む物件
2 2.1 高圧ガス 喫煙用ライター、引火性エアゾール類、小型燃料ガスボンベ、カセットコンロ用ガス
2.2 圧縮ガス、消火器、酸素(気体)、液体窒素、ダイビング用ボンベ
2.3 一酸化炭素、酸化エチレン、液体アンモニア、塩素、殺虫剤
3 引火性液体 アルコール、ガソリン、塗料・ペンキ、印刷用インク、香水・香料、接着剤、灯油
4 4.1 可燃性物質類 マッチ、セルロイド、金属粉末、リン、硫黄
4.2 硫化ナトリウム(乾性)、活性炭(蒸気活性化工程を経たものを除く)
4.3 カルシウム、バリウム、マグネシウム粉末、アルミニウム粉末
5 5.1 酸化性物質類 過酸化水素水、硝酸アンモニウム肥料、漂白剤、小型酸素発生器
5.2 エチル、メチル、ケトン、バーオキサイド(樹脂又はシール剤の触媒に用いられるもの)
6 6.1 毒物類 殺虫剤、農薬、消毒液、染料、医薬品、アクリルアミド
6.2 各種ウイルス、医療廃棄物
7 放射性物質 医療用アイソトープ(A・L型)、工業用アイソトープ(L型)
8 腐食性物質 塩酸、水酸化ナトリウム、水銀、液体バッテリー、蓄電池
9 その他の有害物件 ドライアイス、ホルマリン、ポリ塩化ビフェニル、ポリスチレンビーズ、エンジン、香水(小売用)
リチウム金属電池・リチウムイオン電池
磁電管、磁石(シールされていない大型のもの)

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